Shine/月の裏側で僕らは輝く
1969年、まだ多様性が社会に受け入れられていなかった時代。若き経済学者のトリンは、偶然にも自由奔放なヒッピーのタンワーと出会う。また、トリンが教鞭を執る大学の政治学専攻の学生であり、学生活動家でもあるビクターもまた、トリンの人生に深く関わることに。一方、政治的立場を持つ軍人クライルートは、映画や音楽批評のコラムを通じた文通をきっかけに、ジャーナリストのナランと禁断の恋に落ちる。彼らは閉ざされた社会の中で隠し続けなければならない愛と向き合うと同時に、権力や私利私欲を追い求める者たちが引き起こす混乱にも立ち向かわなくてはならなかった。しかし、それぞれが自らの進むべき道に葛藤しながらも、“自分”を探し続ける――。