スモークブルーの雨のち晴れ
38歳、無職でゲイの吾妻朔太郎(武田航平)は、数年前までは製薬会社のエースMRとして働いていた。 30代半ばで成績が落ち始める中で、結婚や転職をする周囲と比べて自分だけ人生が進んでいないのではないかと焦り、 次第に、心身の限界を迎え突然退職した過去を持つ。今は姉家族の家に居候し、昼まで寝ては夜遊びでストレスを発散する生活を送っているが、ある日、ゲイバーで出会った男に無理やりホテルに連れ込まれそうになったところを、 MR時代にNo.1の売上を競った元同僚でライバルの久慈静(渋谷謙人)に助けられる。 2人は久慈の退職日に一度きりの関係を持って以来、8年ぶりに再会する。久慈は嫌味な性格はそのままだが、気だるげな長髪姿で翻訳の仕事をしていて──。 8年前に封じ込めた、一度きりの関係が突然の再会によって2人の人生を動かし始めます。親の老いや死、仕事へのやりがい、誰かと生きていくか、ひとりで生きていくのか、年齢を重ねるからこそ見えてくる世界や感情も等身大で共有していく人生経験のあるアラフォーの2人ならではの甘すぎない大人ビターなラブストーリー。
