蛇の道
幼い愛娘を殺害された宮下は、偶然知り合った新島の協力を得て、犯人への復讐を企んでいた。ある組織の幹部・大槻を拉致した彼らは、拷問で実行犯を暴こうとする。やがて、大槻の口から檜山という男の名前があがった。ところが、その名前を聞いた途端、宮下がひどく狼狽し始めたのである。彼は以前、その男と関係を持っており、彼の恐ろしさを知っていたのだ。それでも、次第にイニシアティヴを持ち始めていた新島の勢いに押されて、宮下は檜山を拉致。大槻と共に監禁し、娘を殺害した犯人の名前を吐かせようとする。ところが、新島が宮下に黙って、大槻と檜山にある提案をしてしまう。適当な名前を出して、犯人をでっちあげようというのだ。保身の為に、大槻たちは有賀という名前をあげる。一方その頃、檜山の女・コメットさんが、檜山捜索に乗り出していた。彼女の手は徐々に宮下らに迫ってくる。そんなこととは露知らず、新島を信用しきっている宮下は、大槻らを殺すと、有賀拉致に乗り出した。捕らえた有賀を連れて、ふたりは宮下の娘が殺害されたある廃工場へ赴く。そこで宮下は、新島の娘もまた、大槻や檜山たちが製作したロリコンビデオの犠牲者だったことを初めて知る。宮下の行方を追って、工場へやってきたコメットさん一味。宮下と新島は、憎き組織を次々に銃殺していく。だが、その最後に新島が宮下を殴り倒した。新島の本当の狙いは?